ひな人形は決して安い買い物ではありません。一生そばに置いておく品だからこそ、自信を持って選べるように、店主がプロの視点でアドバイスします。
店主 店主

人形を選ぶ前に…
まずは「お店」選びから

ひな人形は家族みんながお子さまへの願いを託す品。本来は兼用にしたり譲ったりするものではありません。そのお子さま一人だけのために用意し、一生ずっとそばに置いておくものです。品質や価格ももちろん大切ですが、お店の意識を知ることは、納得のいく品物を手にする近道にもなります。

「ひな人形はどうして飾るの?」「何歳まで飾るべき?」「成人したら人形はどうすれば良い?」など、たくさんの質問をしてみましょう。「ひな人形の手の作者は誰ですか」と聞いてみると、人形への知識もわかります。価格の違いはきちんと説明できるでしょうか。自信を持って答えてくれたなら、きちんとした節句品を扱うお店だと言えるでしょう。

ひな人形の選び方

1:最初にお人形のタイプを決める

ひな人形には、大きく分けて「衣装着」「木目込み」の2タイプがあります。衣装着の方は、いわゆる伝統的なおひな様です。衣装もお顔もいろいろですが、プロポーションは実際の人をかたどっています。髪、顔、手、着付けなど、それぞれ専門の職人が一体ずつ作り上げます。一方の木目込みは、一人で作り上げる作品。作り手の想いが自由に表現され、作家性の高い人形です。いいなと思ったタイプで、いろいろな人形を見てみるとよいでしょう。

  • 伝統的な「衣装着の人形」

  • 作家性の強い「木目込みの人形」

2:好きな作風を選ぶ

古典的なものにするか、ストーリー性のあるものにするか、衣装にも、平安貴族しか着られなかった織柄から、絵巻のように図柄を手描きしたものまでバリエーション豊富です。お店の人の話をいろいろと聞きながら、お子さんに「この人形はね…」などとお話したくなる品を探すのも、楽しい時間です。

  • 春の宵を手描きした衣装

  • 貴族だけに許された有職文様(ゆうそくもんよう)

3:飾り方を考える

家の中のどこに飾るのかをイメージしてみましょう。飾り方は決まったものがあるわけではなく、その場の雰囲気や好みに合わせていろいろ選ぶことができます。ケースに入れるのか、道具をどのくらい揃えるかで金額も変わりますので、まず気に入ったお人形を選んでから、ご予算に合わせて付属品をどの程度増やすか検討するのもいいでしょう。お子さまと一緒にどう楽しもうか、どんなことを伝えたいかなども、飾り方を考える上で大切なことです。

五月人形の選び方

1:最初にお人形か鎧兜かを選ぶ

以前は鎧兜が主流でしたが、20年ほど前からお節句品の選ばれ方も変わり始め、かわいらしい人形も好まれるようになってきました。どちらにするか決まると、お節句品選びもスムーズになります。

  • 伝統的な「衣装着の人形」

  • 作家性の強い「木目込みの人形」

2:飾り方を考える

家の中でどこに飾るのかをイメージしてみましょう。飾り方は決まったものがあるわけではなく、その場の雰囲気や好みに合わせていろいろ選ぶことができます。まず気に入ったお人形や鎧兜を選んでから、ご予算に合わせて付属品をどの程度増やすかを検討するのもいいでしょう。お子さまと一緒にどう楽しもうか、どんなことを伝えたいのか、なども飾り方を考える上で大切なことです。

大正12年創業 人形工房はやしや